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TGV新線でまたまたベルンが近づいた、わけでもない

TGVライン・ローヌ線が昨年末2011年12月11日に開通し、パリ-チューリッヒ間が3時間半から3時間に短縮されたのにともない、パリからベルンに足を伸ばすのが便利になった。

列車検索サイトで調べると、ベルンへはTGVリリアで直通のはずが、なんと5時間近くかかる。これはフラーヌまでローザンヌ方面行きを並結するために、ライン・ローヌ新線を通らないためだろう。バーゼルまでライン・ローヌ線で出れば、バーゼルからベルンまでスイス国鉄の普通列車で約2時間。(例えばパリ6:15→9:26バーゼル9:47→10:23アーラウ10:47→11:25ベルン) 接続が良くてもせいぜいどっこいどっこいのあまりお奨めできないコース取りだけど、行きと帰りでルートを変えるというのも景色を楽しむ意味では悪くないだろう。

ちなみに、パリ-ベルン間直通のTGVリリアは、パリ発17時57分、ベルン発7時29分発しかない。だからパリからリリアで日帰りの弾丸ツアーは、無理(ベルン発は可、理屈の上では)。

また、ベルン発パリ行き最終TGV接続は17時34分発インターシティでジュネーブ乗換えで22時49分パリ・リヨン駅着と、結構早い出発になるので、日帰りってのは、TGVだけを楽しむ鉄道マニアがユーレイルパスを使うときだけのための超贅沢なプランか、ちょっと顔合わせするだけのエギュゼキュティブなビジネスプランになってしまう。

ということで、ことベルンに関してはTGVライン・ローヌ新線によってパリからの所要時間が変わるわけでもない。スイスでは、チューリッヒだけ恩恵あり、ということになろうか。



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このページは、sfが2012年1月20日 14:43に書いたブログ記事です。

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